お墓のこと
お墓は、かつてよりそれが「人の死」から始まるため、「お墓=死=暗い=怖い」そんなイメージを抱くのが一般的ではないかと思います。
では、なぜ恐れるのか?
それはお墓が死と悲しみを象徴するものだからであったことや人が潜在的に死というものを恐れてきたからではないでしょうか。
また、昔のお墓がジメジメした暗い場所に存在していたこと、不浄を意味する地(墓地)にある忌むべく地にあるものというように考えられてきたことなどからではなかったでしょうか。
心の作る恐怖心が人がいないハズの地に、かつて人であった人の影を感じ、見えない影に恐れを抱き、怯えて来たからお墓=怖いとイメージされてきたのではないでしょうか。
かつてよりの暗黒神話による伝説からの一説によると、お墓は死後の世界と人間界との狭間の入口を重い石で蓋をして人間界と死後の世界の穴を塞ぐという重し石として作用し、死後の世界からの影響を防ぐために使われたものがお墓の起源であるとする説もあります。
これら伝説などは生と死を分ける場所である恐怖の封印の意味としてお墓のことを伝えています。これがお墓=恐れの象徴とされてきたのかも知れません。
さて、伝説はともかく、毎年、一年間に何度かは訪れることになるお墓を怖いお墓にしたいのか、尊厳の場にしたいのかはそれぞれの考え方次第だと思います。
「お墓」はあなたのご両親、あなた、あなたのお子様、お孫様方がいずれお入りになる所です。
それが大前提。
そんな風にお墓を身近にと考えると漠然とした恐怖感だけだったお墓はある意味、尊厳の場と捉える事が出来るかも知れません。
近年では基本的なお墓のイメージが少しづつ変化してきています。近年では、生前に自分たちの最後の地として各所霊園や墓地を買い求め、自分たちのお墓を自ら選び建立したいというケースも増えてきています。
生前であれば自らが希望するあるいは納得できる墓所をつくることができます。
また、「寿陵」といって生前にお墓を建てられるということはたいへん良いことといわれます。
それは生前にどんな場所にどんなものをどんな風にして建てそれを確認し納得した上でそこに納まることができるからかも知れません。
それではお墓を作ろうと思った方でも、では具体的にお墓づくりをしようと思ってもいったいどこから始めればよいのかわからない。
お墓というと・・・と躊躇(ちゅうちょ:戸惑う)されてしまう方も多いのが現状ではないかと思います。
また、世の中にはたくさんの情報が溢れていることから情報のどこまでが本当でどこからがそうでないのか、情報の整合性のみならず不確定要素があまりにも多く一定していないことから情報に振り回されて混乱してしまっているといのが実際のところではないかと思います。
はじめは誰でも初心者なのですからご心配はご無用です。これからお墓を建てる方達のためにできるだけやさしくわかり安く理解できるようにお墓づくりのご案内をいたします。